何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

2022/05/16 0:34

せっかく一度眠りに入ったのにそれが20分とか短いタイミングで目が覚めてしまうことがたまにある。その直後はわりにしっかり寝たぐらいの目覚めがあってこういうのは本当に困る。これじゃ「俺(私)はショートスリーパーだ」と錯覚(そう思い込みたくなる人が一定数いる)することもわからないでもない気がする。ボケた頭で考えていたことを仕方なくPCを開いて書き殴ってまた布団を被ろうと思う。

どの機種もそうか知らないけれどMacでは「きょう」と打つと「2022/05/16」と出る。「おととい」と打つと5月14日(土)と出せる。最近仕事などでその日の日付をメモる時にはこれを活用している。それで時間も書きたい時ってありますよね。しかし「いま」で「2022/05/16 0:34」とは出ないし、「私が寝始めたさっき」もそんなことは言うまでもなく「2022/05/16 23:04」とは出ない。当たり前です。

日頃の気づきメモを完全デジタル化するか完全アナログ化するかはたまたハイブリッドとするか、どのやり方が良いのか考えあぐねて7年は経つだろうか。振り返ると便利なアプリやサービスを雑誌で見かけてすぐに飛びつくも長続きしないことが多かった。仕事で実際にユーザへ提供するサービスフォローよろしく自分自身に対してもきちんとツールの「オンボーディング期間」を設けることの肝要さを痛感した27歳初夏であった(あと4ヶ月で28歳)。

そのために否が応でも使うような仕組みを作るとようにした。手書きメモとNotionの活用。今のところiPhoneのリマインダーで夜8時に「何でもいいからNotionに日記を書く」とかいて今のところ毎日何かしら書き残している。2週間弱でも続けてみると「今日は何かあったっけ?」と14時くらいにはパッと思うので、朝ドラで面白かったことや新聞で読んだものとかを投下してみている。しかしこれはカレンダーにメモするようなものであまり長く書けない。文章それぞれに直のつながりがないので(メモやドキュメントなどでは「ポイント」に加えて日時さえきちんとかけば、その前後関係とか何となく文脈を一目で見れるよいところはある)そこがネックになる。タイトルにだらだら書き込むにもちょっと限界があるだろう。

  • 一時期は手に収まるメモ帳にペンで書く
    → ペンがなくて描けないことなど頻発し廃止
  • スマホでブログを立ち上げてそこにタイトルとポイントだけメモ
    → 面倒になってやめた
  • A4ノートにを常に持ち歩き、ペンを挟んで書く
    → まあまあやっている。
  • PCとスマホiCloudを同期させてメモを書く
    → PC側、同期メモ読み込みが遅かったり文字化けするのが
     嫌になってGoogleドキュメントへ
  • 「Notion」というタスク管理が主のアプリ。カレンダ機能で、[+]に押すだけでタイトルとかいろいろタブのバリエーションがあってよい <イマココ>
  • Notion やっぱり便利そうなので使いこなそう

私が睡眠のための処方箋に力を借りていることは前にもどこかで書いた。基本2錠飲む。お世話になっているのは春日の医院。通って5回目くらいの頃(先々月)、白髪の担当医がニコニコしながら「これね、実はね3錠飲んでいいんだよ。だから眠れなかったらね、すぐに飲むんだよ」。とすごく優しい声でささやいてきた。この男性の言葉には言っていることは大したことではないのに不思議な力が宿っている。その次の回、つまり先月先に書いたセリフをまた口にした。あたかも、初めて伝えるかのように。私は40%くらいの笑いを含みながらお礼を言って後にした。診察といえど薬を渡してよいかどうかの簡単な確認(ともいえないたった2分の雑談)なのです。

この薬を飲むと、タイミングは結構まちまちなんだけど3〜5分経つくらいで、喉奥からあやしい苦さがさかのぼってくる。正確には逆流のようなことはならないんだけど、コーヒーとは異なる確かな苦さがそこに滞在する。眠りは唐突に訪れて、バッと目の前に暗幕が覆い被せられる。

一方で、大杉ちゃん(仮名)もちょっと前から眠れない感じがあって「薬もらうもらわないは別にしても、医者に話を聞いてもらうだけでもいいと思うよ」と背中を押した。そして無事薬をもらうようになった(試しに一度自分のものを彼女に渡すと、1錠だけで大杉ちゃんはあっちの世界に行った)。その錠剤は「脳がゆれる」感覚と頭の何かが「とろとろ」になる感じがあるそうだ。薬の感じ方は人それぞれであるし、やはり合っているいないもある。ものは試しと思って一度や二度拝借すると、なるほど脳がゆれるとはこのようなことかと素直に思った。まるで頭だけウォーターベッドに乗せているかのような感覚で、確かに頭の中の何かが溶けるような気がしないでもなかった*1。薬の処方医が悪いやつで、それが違法でないことを祈るばかりです。ちゃんと裏をとって調べてみたので大丈夫だと思うけれど(経営もきちんとしている)。眠りは大事ですね。

*1:それは熱出した時に使う水枕というのだろうけどあえてあの心地よさを表現しておきたい