何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

2024/04/03 ネクタイと桜

私がすごく凝っているといわけではないのだけど、他人の革靴、ネクタイが気になる。 “”この人いいな“” と思うのは1日でも数人。それは新宿渋谷品川田町と、まあまあ人がいるところを毎日通勤でとおっていてもなかなか居ない。ところが今日ネクタイの締め方が一級品な高身長スーツ男子がいた。チラッとしか見えなかったが、光沢のかかったコバルトブルーで金色の模様が散りばめられている。あれはプレーンノットではなくしっかりぷっくりとしたウィンザーノット。ディンプルも欠かさずにあった。そんなものを朝から見られたので少し気分がよい。コート、手持ち鞄を見るに新入社員か。雰囲気から営業ではなさそう、きちんとスーツを着るコンサルかもしれない。


今日も曇天。電車の窓から桜の淡さ。淡いけど、流れるように見えるそれは見る人に強く印象を残しますよね。よく“”桜の儚さは期間限定だから“”っていうけど、花ってみんなそういうもんじゃないのか。そんなことを毎年のようにおもってしまいます。
江國香織の小説“”東京タワー“”の表紙がよくて、私が桜でまず思い浮かべる光景の中にしっかりランクインしている。結構長いこと見ていてどこから撮影したのか?がやはりきになるもので、これまでは表紙を見るたびにうんうんうなってたのだが、ついにググってしまった。すると、同様のことを考える人がこれもやはり居るもので、再開発はげしい六本木ヒルズのあたりから撮影したものですよと懇切に説明しているブログをみつけた。“”どこから撮影したのか“” を知れた喜びよりも、同じようなことを考えて、同じようにこの表紙(風景)いいねとおもっている人が居ることに嬉しくなった。しかもそれが書かれたのもつい最近で。そういえばドラマがリメイクされるからかなと思った。