何を書くか、何を書かないか。

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6/23、STUTSのライブに参加@武道館

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 このごろ、新しく迎える命のことを意識してか、自分が心動かされたことについてはしっかり書いておこうと思うようになった。なので投稿。何度目だろうこの挑戦、そしてこのような意気込み。

 人生6度目のライブは、STUTS|LIVE INFORMATION|SMASH [スマッシュ] Official Siteでした。しかも人生初の武道館。これ、演者の側みたいな言い方だけど、観る側にとってもさすがにテンション上がったですよ。最寄りの九段下駅から向かう途中短パン、ダボダボのパンツ、サンダル、白ティ、黒いハット、UVカットしなさそうなおしゃれなサングラス等つけてる、いかにも「らしい」ファンたちで溢れかえってて勝手に威圧されてたけど無事入れました。

 STUTSユニクロのCM的に使ってるおしゃれな曲の人ぐらいで認知してて。あとはせいぜい『大豆田とわこと3人の元夫』の主題歌の「Presence」くらいだった。鈴木真海子とSIKK-Oの「Summer Situation」もいい曲だなーって知ってたけど、直前の予習で、改めてこれもSTUTSなんだって知った感じ。

 全体を通していうと、ただ素人が見てもわかる「素敵なプロの技」ってより、滴る、とびはねる汗が物語る「懸命さ」が伝わる演技だった。渋谷、上原あたりによくありそうなカッコつけな感じは、言い方悪いけどほぼ0。メロディはおしゃれな感じでありつつ、だけどそれを下支えしている、演っている本人自体はかなり「泥臭い」感じに映りました。もちろん、いい意味で。

 言葉を詰まらせながらも、共演者をめっちゃ丁寧に紹介し続ける姿に心打たれた人は多いんじゃないかな。会場には彼を長くみている人がほとんどなんだろうけど、ストリーミングだけで音に合わせて耳だけ揺らしているやつ(自分もそうだったので敢えて愛を込めて言う)は多分、あの彼の姿に驚きましたよね。僕は180度、ほんとうにイメージが変わった*1

 当日はSTUTSの誕生日でもあった。恥ずかしながら「自分の生誕祭じゃなくてふだんお世話になっている皆さんへの感謝祭みたいにしたかっただけどやっぱり無理でしたー(笑)」*2みたいなことを恥ずかしながら話してて、やっぱりみんなゲストはそのことに触れるに決まってて、単なる才能とかトラックメイカーとしての上手さとかをこえた「人として」の愛され度がすごいなと思いました。

 ちょっと期待していた生・松たか子は実現ならなかったけど(同じ時間帯にライブがあったので叶わなかった)、巨大スクリーンに映る松たかこが見れたのでよかった。撮影専用のカメラではなくて、スマホで即席で撮った感がよりよかった。

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追記、

  •  ゲストってか、アーティスト多すぎ。けっきょく何人いたのだろう。ほとんどヒップホップ、ラップで初見の人ばっかりだったけど、見様見真似でノリました。Awichが出てきたのはビビった。T-Pablowの威圧感はすごくて、2階席まで伝わってきた。
  •  開演入場前、吉本坂46(かまいたちのマネジャー)の樺澤まどかさんみたいな方見かけて。あれそうかなー、ストーリー載っけてないかなーとか話してたんだけど、終わった後載っけててやっぱそうでした。
  •  暮しの手帖に出てきそうな白髪をきれいに手入れして、趣味のよさそうな丸眼鏡を掛けた妙齢の女性を一人スタンドで見かけた。誰かと待ち合わせしてるのか一人で見るのかわからないけど、表情は少し不安そうだった。松たか子好きでたどり着いたのかな。

 

*1:東大農学部→院も出てるってビビった

*2:意訳