何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

髪を切りました

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髪を切りました。私は相変わらず生きているので、爪や髪がよく伸びます。この頃はよく走っているので体重は減りますが、その分筋肉もつきました。学生の頃には買えなかった価格、冊数の本を一度に買って、コーヒーやビールを飲み、ピザを頬張り、また雨に打たれ、コートのフードを被りました。以前のマンションは家から最寄りまで15分かかりましたが、こちらだとドアの鍵を閉めてから(タイミングがよければ)街まで出ていけてしまいます(駅まで2分、渋谷まで10分)。寒い季節ですが、髪が伸びてきたのでしっかりと切りました。

 

★ずいぶんと久しぶりで、どんなことを書こうか迷っているうちにこんなに経ちました。ここには4度ほどたずねて、公開せずに下書き保存にしたまま閉じてしまいました。ドアを叩いてすんなり開かれたんですけれども、なんとなく帰ってしまいました。

 

★最近何か特別なことが起こったというわけでもないのですがむしろそれはそれでいいことで、小さなこと些細なことまで目が行き届く日々を楽しく過ごしています。

 

★地元では変な夜を過ごしたりしましたが、だからといってこの日常が変わるというわけでもありません。こちらではこちらの「時間の流れ」があって、これは特に学生時代キツく感じたものでした。あちらとこちらでは全く異なるのです。ある意味ではあちらは「止まって」さえいるかもしれない。ここでは早いことも遅いことも止まっていることも、どれも良い悪いではないのですが、今の私にとっては「早く」進むことが良いことかもしれません。なんとなく。ですがこちらでも「止まって」さえいるひと時があったりします。静かな住宅地をふらふらと歩いているといろんなものが目に飛び込んできますね。ねこが自由に、優雅に歩いています。きれいに整えられた街路樹は地面に葉をほとんど残しません(誰かが絶えず清掃しているのだと想像しました)。背中の曲がったおばあちゃんは買い物袋をこさえて信号を待っていたり、たこ焼き屋のおじさんはのんびり球体をコロコロしていたりします。区役所の警備員のおじさんは年明け早々「こたつに入りてえ」と眠そうに言います。どれもこれも別に当たり前のことかもしれませんが、そんなワン・シーンひとつとってじっくり見てみると、300キロ少し離れた地元を思い出さずにいられませんでした。

 

★地元に帰って上に書いたようなワン・シーンを期待してみると、案外であわないもので・・。所詮は、無意識的な「期待」が生み出すイメージ(幻想)だったりしてね。

 

★ところで報告が遅れましたが、この度(先月)希望して入社した雑誌編集のセクションに異動になりまして、日々あくせく働いております。専門職のようなものですので、カンタンにことは進みませんがそれはどんなことにも言えること。嫌でも文章と向き合っていかなければなりません。仕事のアウトプット以外にも、ここ(庭)でのものづくりを定期的にできればと思います。それではまた今度。

 

(写真は世田谷区役所です)