何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

はとかみ

時々見る夢に、タオルドライする髪がゴシゴシ擦る手の力が強すぎてサラサラと抜け落ちていくとか、歯磨きも似たような感じで手の圧が強いからなのかホロホロと抜けて床に落ちてしまうんです。これ、どっちも抜ける表現を使うんですけど、一般的なある程度の痛みを伴った感覚の抜けるとは異なっていて、あくまで優しくて全く痛みのない形でそれらが離脱していくのです。もちろん夢だからと思うんですけど、これが不思議でそれまでそこにあったものがなくなってもまだ頭と口にものがあった時の感覚が残っているんです。物は沢山抜け落ちているんだけども、鏡を見ると状態は全く変わってない。嫌ですね。それがそもそも手の力が強いからなのか定かじゃありません。普段の生活でも不安になります。何てったってものすごくリアルだから。それから私は、老化に伴って髪が歯が抜け落ちるって言うのはこういうことなのかなって、まるで聖なる洗礼を受けた気分になりました。