何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

読まないで。ぶつくさかきます。シュウショクカツドウのこと

 

就活は情報戦、と誰かが言ったので誰かは反応をした。また、就活は人生の無駄、とも誰かは言ったので激しく反応した。

 

NewsPicksというアプリケーションがあって最近はよく見るようにしている。話は激難しいけどおもしろい。なんとなく感覚としておもしろい。そこでは、ホリエモンこと堀江貴文がいろんなNewsをピックアップしてコメントを残しているのでそれを食べるようにして読んでいる。読めないのがほとんどだ。

 

どっかの学者やら研究員やら、企業の執行役員とかけっこう頭のよさそうな人たちがPICK(コメント)している中、ホリエモンの言った「就活は人生の無駄」論に感化されてしまい、僕も「シュウカツってのをぶっこわしたい」とPICK(コメント)してみた。すると7人ぐらいのエラそうな人たちが「Likes」してくれた。そんな反応を得られて僕は一人でしずかに笑った。

 

 

ちょっとだけ、おっきな社会に取り込まれた気がした。

 

 

「就活」に疲弊している友だちが近くにいる。楽しそうにやっている友だちはいまのところ見当たらない。

 

なにより、面接で心くじけるとかいうよりも、僕(ら)の場合は都内に出向くのに(電車を使って1時間とか掛かるとかは別にもう慣れたんだけど)お金のとび具合がひどい。浪費癖のついた人みたいになる。んで、仕方ないから仕方ないから...とかいってると夕食が食パンになってしまう。

 

そんなこんなで、就活はお金がかかる。ゆえに、嫌い。サポートしてくれるったってそんな胡散臭い本当かよ、と思う。

 

就活には敏感だ。仕方ない。本当に時間の無駄と思うけれど、これで人生の一部分が決まってしまうのだから、仕方ない。でも我慢ってよりかは、どうにかPositiveに愉しくやりたいと思ってる。神様タスケテ。

 

 

このあいだ、初めてきちんとした面接に行った。知らなかったんだけども、結果がその場で言い渡されるシステムで真顔で「つぎにお進みください」と告げられた。

 

 

なんだか拍子抜けした。肩の力が抜けて倒れそうになった。結果通告されフィードバックをするというのでキチンと聴いた。まさかと思っていたから本当に驚いた。

 

その30分前のこと。待機するスペースで男女一人ずつとはちあわせになった。エレベーターを出てすぐのところだった。女子は、いまから「二次なんです」といい微笑んで、男子は「一次ですよね?」と確認をせがんできた。僕は「一次です」と答えた。

 

面接が終わって僕はビルを出た。就活生用の掲示板〇〇をみるとタイムリーにうごいていた。「もう内々定をもらって、お断りをしました!」だとか「断る場合は電話で済ませた方がいいですよ!」とかいうコメントが出回っていた。あほかよ、と思った。ちょっとだけ「〇ね」とも思った。

 

いま読んでいる本に「内定童貞」というのがあってこれがまた面白いんだわ。

 

内定童貞 (星海社新書)

内定童貞 (星海社新書)

 

 

内容は(惜しくも)割愛するけど、本当に面白い。というか伝えられない。物言いが辛辣すぎて独創的すぎて。で、そこにも「掲示板に書いてあるコメントは大体がサクラだと思ってよい」と書いてあったのを思い出して、今見ている掲示板のものは真偽はいかほどなのかと考えを巡らせたが、そんなことをしても僕に内定が与えられるわけではないので、と思いそっとページを閉じた。

 

やや時間には余裕を持たせたつもりだったが、結果的には地下鉄を出てすぐに直線ダッシュをするハメになった。陸上部でよかったなと思った瞬間。すれちがう面接を終えたと思しき女子学生の視線が痛かった。あぁ痛かったよ。

 

踏切内に自動車が立ち往生、だなんてどんなタイミングでしてくれるんだと。今にでも立ち往生しているところに行ってそいつをぶん殴ってやりたくなった。目の前にいた女性がきれいだったから、それは止められたものの、さぁ。

 

3月1日以降にある合同説明会は学校開催の以外いってない。時間の無駄だと思えた。だったら走ってようと思った。

 

さて、今月1日を過ぎてから何が変わったかっていうと、本を読まなくなった。こんな文章を書くにも嫌なほど時間を食っている。つらい。でもこれが無駄かといえば、面接官からしたら無駄かもしれないが、残念なことに僕にとっては無駄ではなかった。

 

途端に、文字を読むスピードや集中力というもろもろがこぼれ落ちて、何が何だか分からなくなった。本当に、何のための就活だ、と思った。けど「就活死ね!」とは言えなかった。あまりにもそれは無責任すぎて、何も対策を講じていない癖に何をエラそうなことを、と感じて。

 

でも、比較するわけじゃないけど「保育園の問題」は必死になるべきだと思った。あの問題はいろんな社会問題の概観を映し出している。古市さんの「保育園義務教育化」を読むとイイです。あまりにもタイムリーすぎる話題。

 

 

保育園義務教育化

保育園義務教育化

 

 

 

きょうの説明会は、大学の中では最後だった。見たい聴きたい企業があったのに、丁度目線の先にいた女性に「じゃあこちらへ~」と手を引かれるようにして(実際には引かれていない)強制連行されてしまった僕は何をしてもダメだと悟った。

あの笑顔を断れきれなかった。これは運命の出会いかと3回ぐらい思い直そうとしたけど無駄だった。面白くなかった。

 

つかれたのでここまで