何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

ホチキスであけた指が痛い

ホチキスで穴をあけた指が痛い。血がぷくーーーーーっと膨らんできて垂れた。オフィスで一人鈍い声を漏らした。久しぶりに血を見た。・・・人には誰だって何に対してもやる気が起きないような一日がある。それが一日だったらいい。一日、二日、三日、一週間、一ヶ月、、、、一年みたいに膨れ上がっていくと、人はしんどくなる。多分。自分はそうだ。それが僕に取ってここ数日だった。僕は男だ。それでいて運よく、大学の時に付き合った女の子と今でも付き合っている。私は埼玉にいて彼女は宇都宮にいる。四月三日を過ぎてから、会わなかった週はない。おそらく全ての週で、どこかでは会っている。家でダラダラドラマを見たり、神宮球場で野球観戦したり、いちごを狩ったり、餃子でビールしたり、日光東照宮を通り過ぎて山奥で滝を見たり、いろいろなことをした。一方で喧嘩はたくさんしている。初めの頃、喧嘩しないのがいいところだね、と言っていたのが嘘のようにこの頃は会うたびに喧嘩をする。なぜか。なぜだ。私は彼女の仕事の話を聞きたくなかった。言い分としては休みの日であるのに仕事のことを考えたくなかったからだ。彼女には彼女の言い分があった。思い計ってやれなかった。いつも反省している。悪かったよ。・・・私は、一日の中で一番に感情的になる瞬間がある。それは、最寄駅のながーーーーーいエスカレーターを駆け下っている時だ。なぜか。なぜかは知らない。早く帰りたいという気がはやる。・・・ニトリで買ったアロマキャンドルが思いのほか匂いがつよくて驚いている。ぽやぽやーとしていて、一日の終わりに火を見ていると少しだけ、心が和む。・・・・何に対してもやる気が起きない時、ふとした瞬間その切れ目が訪れる。階段を駆け上ったり、電子版ニュースでオモシロイ記事を見つけたり、いい足首をしている女の子を見つけたりする瞬間とか。そういうのを境目にその日いちにちをやっと乗り切れる「ナントカの力」が湧き上がってくるんだけれども、それがなかったらいちにちってそれいぜんよりも長く苦しく、辛く感じられたんだろうな、って、思うんだ。そしてまたにがーーーーい気分になる。薬はいつでも飲めたらダメなんだな。もちろん常備薬は別だけども、運のいいタイミングで処方「される」のが、とても効き目良かったりして。それ以前、またはそれ以降の自分の変わりように驚くよね。・・・最近また本をじっくり読めてないなあ、と。好きなことも書けてないし。やっぱり「読み書き」は私にとって大事な治癒作業だなと気づく。(自己治癒としての読書)・・・毎日のように彼女とスターバックスに通っていた卒論の日々が遠いようで近くて、、、。ああ、懐かしんでいる場合じゃないぞ、と。あの時は早く社会人になりたいなりたいって思ってたけども(文字数