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新入社員と酒飲み

会社の後輩(この春入ってきた新入社員)とその子の大学の同期(男子)と代々木、新宿で飲んできた。なぜその3人かというと、その子の大学の同期は僕の地元(宮城)で陸上競技をやっていたから知り合いだった。「世間は狭いわ~」とか言いつつ、これくらいの狭さはもう慣れていた。うん。体育会運動部で大学4年間もやっていれば大体においてどこかで繋がっているものなのである。うん。なので彼らの入社前に新入社員の出身校を上司に聞かされて「あそこには誰々、ウンウン」とすでに目星がついていた。

とにもかくにもお酒を飲むのはいいこと、ということを再認識できた4月の前半だった。それだけ飲んだら記憶がなくなるよな、とか、これくらいがいい塩梅だ、とか今更になってわかった。一番下っ端だとどうしても気持ちよくお酒が飲めない。下にいてくれると自分を客観視できて(とても無駄な客観視!)ちょっと余裕を持って飲むことができる。それと女の子と握手ができる。これに尽きるかもしれない。それくらいしか楽しみがない、と言えないでもない。しかしここで問題が一つある。(なんだろう?)この「握手」がいけないらしい。僕のお粗末な同期女子が全社的な新入社員歓迎会の隅っこで「先週の金曜日の飲み会(2年目が新入社員を迎える会)であらいが女の子の手を握っていた」と吹聴した。これはたまったもんじゃない。まあ当の本人である僕が、握手やらなんやらの粗相を覚えていないから、そう言われてしまっても仕方ないよな、と思う。だって記憶にないことを咎められたって現実問題、何がいけないか意識しづらいじゃないですか。すみません。とにかく何が言いたいかって後輩がみんな可愛すぎてこの頃は仕事に手がつかないってことです。

 

追記.

ラソンのレース前は「酒飲みなんてもってのほかだ!」と思っていたんですが(実際レースの3週間前の金曜日は25キロ、23キロ、10キロと全部走っていました)、レースが明けて気が緩んだからか(初フルマラソンは3時間5分でした)この頃ずっと飲んでいる。新入社員が飲まされている中で2年目の僕たちが飲まないわけにはいかないでしょう?  飲みニケーションは確かに死語だけど時と場を選んで、生きるものだと思うんですよ。そこでしか話せないことがあるし、あるいはそこでしか聞けないこともあるんです。それは必ずしも一方通行ではないし、飲ませる側(飲みに誘う側)がもう新入社員がきつそうだ、と思ったらきちんと家に帰せばいいんです。いかがでしょうか?