何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

たいせつにね

 

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きょうはいい日だった。

 

 およそ9時間半も死んだように寝て、起きたとき朝の9時半だった。でも一回はキチンと起きたんだ。7時半に。当初のプランでは、7時半に起きて、体操とストレッチをして白湯を飲む。そうして身体を温めていると自然と目が覚めてくる。額に日光を当てると身体がリセットされて目が覚めると聞くけれど、いまはふゆで外はもちろんさむい。覚めたばっかで冷え切った身体をふゆの朝にほっぽり出したところで結果は目に見えている。(→ふとんにくるまる二度寝コース。)

 

 

目が覚めたところで連続テレビ小説『あさが来た』を視聴する。ゆっくりと朝食を摂り、温かい牛乳を飲み、ドラマが終わってからは本を読む。 ここまでのプランは(妄想の中では)完ぺきだったが、ふゆの寒い朝に身体をほっぽり出さなくても僕はキチンと二度寝をした。

 

 

チームメイトと連絡を取り、練習はこのくらいの時間にははじめようと言った。彼は午前早くから都内でインターンのための選考試験を受けていて、早く終わったから予定よりもはるかに早く帰れると言った。僕はその頃、昼ごはんのために定食屋に居て、摂り終えてからどうしてもおいしいコーヒーを飲みたいと思ってふらふらしているところだった。

 

僕にとってセブンのコーヒーは、おいしいかは別として安価である割に好みな味なのでいつも通りそれで済ませようかと思ったけれど、その定食屋の裏においしい珈琲屋があることを思い出してすぐ踵を返した。すると見覚えのある自転車が置いてあってすぐに彼だと察知した。

 

先日たくさん話をしたばっかりの友人だった。彼は小説を書きたいと前からいっていて、僕は陰ながら応援している。僕が大学に来てたくさんのひととたくさんの話をするけれど、彼ほど僕にとってもの分かりが良くて、それでいて時には厳しい意見を投げ入れてくれる人はいなく、また必ずと言っていいほど建設的な考えや案を与えてくれる。普段、彼はなにごともなければ優しいばかりのいい奴だ。

 

 

こうやって自分なりに物書きをしようと決め込んだのも、本をたくさん読む習慣がついたのも、そもそも人文・社会科学の地に招き入れてくれたのも彼だった。それは偶然に、陸上競技と学生宿舎の部屋が近かったというだけのつながりがここまでの関係をもたらしてくれたことに、僕は大学へ来た意義があるとさえ思っている。感謝しきれないことが多いので、僕はたくさん彼を応援しようと思う。まあこんなにもいろいろべらべらと書いてしまうと僕らしくないので、この件についてはまたいつか触れるとして、きょうもまたたくさん話し込んでしまった。僕が無理にお邪魔をして。

 

 

 時間が近づいたので午後のトレーニングに向かうと、チームメイトの彼は落ち込んでいた。それをどうしてかと訊くと、選考試験で大爆死したとのことだった。いろいろと聴いて、僕もきちんと勉強しなければと思った。(ようやく危機を感じてきた。)

 

 

きょう取り組んだのはバイクトレーニング。なかなか果てたけれど楽しかったし、いろいろと身体に変化が感じれて面白い。終わってから体幹部の補強を40分ほど行ってクールダウンをし図書館に目当ての本を探しにいった。

 

 

書架が立ち並ぶ部屋につくとたまたま女子の友だちがパソコンに向かっていた。たくさん話したかったことがあったのでいろいろ話をした。たくさん笑いたくさん共感し、いまの僕たちはもう卒業を目前に控えていることを突き付けられて現実から目を背けたくなった。もうこんな学生生活は二度とやってこない...と思うと僕は途端に切なくなった。これからおよそ一年後には卒業間近になっている。一日一日をより大切に過ごそうと思えたひと時だった。

 

 

目当てのものが一冊だけ見つからなかったが切り上げて家路についた。さっきのチームメイトとひとりの後輩と夜ご飯とスーパー銭湯に行く約束をしていたので、急いで準備をした。

 

 

 そこでもまたたくさん話をした。今チームの状況がどんな程度か、就活はどうしていこうか、自分の身体の変化はどんな感じかなどなど。他愛もない会話だったけれど、これがこの先一年二年...と経てば掛けがえのないものに変わっていくんだと感じた。不思議なものだなって、刹那的だなって、余計なことは考えていられないなって。コミュニケーションは大切ね、とも思った。

 

 

とにかく、きょうは一日たくさん人と話したいい一日だった。

あしたもがんばろう。たいせつにね。