何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

1月21日(火)

 

 20日、「言葉ダイエット」の著者・橋口さんと、「読みたいことを、書けばいい」の著者・田中さんのトークイベント(@蔦屋書店代官山)に行ってきました。特定の誰かにあてる文章でもありませんが、とりあえず「アウトプット_No.1」として書いておきます。

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 田中さんの「読みたいことを、書けばいい」はもちろん読みましたし(お金を出して買いましたので、ちゃんと75円が田中さんの手元に行きます)、橋口さんの「言葉ダイエット」はイベントで手に入れました。最近本買いすぎ。反省はしていま…せん。橋口さんはツイッターを結構前から見ていて、「絶対この人優しい人だろ」と思ってました。いやあ、実際そうでした。

 2週間前くらいに蔦屋書店(代官山)に直接電話してイベントに応募した。イベントまで本が待てず、

イベントチケットのみに変更できませんか...」と何度、蔦屋書店に電話しようと思ったか・・・。

それで、イベント後に一晩で本をざっと読んだけど。「たった2時間で書籍の重要なことを言いすぎじゃない?!」というのが、総合的な感想(とても総合的な・・・・)。

 本書ではネタで「パワポ問題」とか、「クソメール問題」で扱っているけどリアルすぎる。「(パワポの)矢印は2個まで、色は2色まで」「メールの丁寧は度を越すと卑屈になる」「伝えるべき要素が複数あるならナンバリングして、一文一意を徹底すべし」など、他にも金言が溢れるほどあった。真面目な人ほど空気を読みすぎて陥りやすい。そしてわけわからんメールの意味を汲み取ってしまう周りも周り、というのもわかるかもしれないなあ、と。前職で社外の人とメールする機会が多くあって、自分は送ったメールを見直したりしていた。これだからこう伝わるのかとか見るだけで変わった。

 他にも、コンセプト、ストーリー、デザイン、アイデア・・・など、人によって受け取り方が異なるので極力使わないようにし、具体的な言葉に置き換えること。使う時はどんな意味で捉えられているか共有する必要がある。多種多様な媒体には本当にきれいな言葉ばかり並んでいるから、言葉の本質(本来の意味はどのような意図であるのか?)を見るようにしたい。

 周りの人も頷きすぎで首痛くなったんじゃないか、と思うけど、やむ得ずここでは割愛。

 

 しかし、何度も頷きながら、「広告・宣伝ってやっぱり魅力的だな」と思った。なんで広告が魅力的なのか? 改めて自分に対して、問い直そうと思います。謎の宣言。広告の考え方はどんな仕事にも生きるだろう、と再認識。やはり一度は、「コピーをかんがえる仕事」についてみたい。