何を書くか、何を書かないか。

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4月21日(日)

福山雅治主演の「集団左遷!!」をみた。福山さんの配置される三友銀行蒲田支店は銀行本部による縮小(つまり廃店)する方針。AIによって人員は削減できる。1行つぶしたら10億円削減できる。そんな試算よってもたらされた(窮地ですね)支店に「とばされ」、人事部からは支店長に任命されながら「頑張らなくてよい」といわれるが片岡(福山)は奔走する・・・・。「目の前に仕事があったら、やってしまうんです。やりたくなるんです。サラリーマンなんで!」というのが印象的だった。なかなか日常ではありえない「大逆転」だからこそ、飛躍して想像(その先で共感)できる。おもしろい、になるわけですね。ちょっとおおげさだけど、その手法はもはや日曜9時のおじさんたちには鉄板ですね。

さてその福山さんの演技は置いておいて、香川さんの立ち位置が想定外で驚きました。下っ端まではいかないけれど、これまでの日曜劇場・池井戸潤シリーズとはまた異なる。福山さんの下の蒲田支店副支店長です。江波戸哲夫さんの経済小説・「銀行支店長」「集団左遷」が原作みたいです。半沢直樹で有名になった小説原作「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」と文庫本表紙がそっくりなイラストです。もしかして池井戸?と思われる事が多いでしょう。日曜劇場で扱われているので流れは「第二の池井戸」を作りたい制作・広報の思惑が見えますね。

ただ人間ドラマとしても見れますが、金融、経済など勉強にもなることもまちがいないです。

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今回のドラマの原作「銀行支店長」

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半沢直樹シリーズ「オレたちバブル入行組」など