アライマサノリの日記帳

69パーセントはフィクションだと思ってください

3月11日(月)

書きます。

今日は朝から雨が降り続けていた。変に明るかった。一日は特に何事もなく過ぎた。夜になっても風は生暖かかった。佐藤さんと「風の電話」の動画を見た。「風の電話」は大槌町の佐々木さんという男性宅に設置された電話ボックスで、黒電話の線は繋がれていない。どこからともなくそこへ人はやってきて、思う人に語りかける。あんまり文字に、言葉にできないけれど強烈で、それを見ていて涙が止まらなかった。

岩手日報「最後だとわかっていたなら」風の電話ー夢の中で帰ってきたー篇 - YouTube

 

僕には、あの震災で失った親族も身内もいない。僕は、被災した地域にいただけで、被災者ではない。だけどそういう他人の「語り」に感情移入せずにはいられない。かろうじて想像できるからだ。かろうじて当事者意識を持てているからだ。かろうじて共感できるからだ。かろうじて。

あの震災を肯定するわけではないけれど、震災があったことで東北のいい部分が至るところで噴出しているような気がしている。8年経った今ではなく、翌年ぐらいからずっと思っていた。