何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

2月28日(木)

私の好きな社会学者は猫を飼っている。その人いわく身近な動物を擬人化してもそれは無意味だという。例えば猫はただ鳴き、ただしっぽを振る。ツルツルした材質の雑誌の表紙の上に居座ることを好む。感情を持っていないというよりも本質的に私たちが理解できない。猫にある意識や彼ら独自のコミュニケーション超えて、私たちの認識や理解、解釈は介入することができない。生物学的に研究したことがないので断言はできないが甘える、寂しがるというのはそう勝手に、人間が解釈しているだけなのだ、と10ヶ月ほど猫と過ごしてみて思った。はじめにあえて、飼っている、と書いたがこれも恐らく誤りで、猫が来た、住んでいるという認識が正しいのだと思う。

いつの日か僕が読んだ我が家にハムスターがやってきたという子どもの書いた文章があったけれど、それがきっと正しい。僕は、反対で猫がいるそこにやってきたストレンジャーです。f:id:masa1751:20190301002046j:image