何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

1月30日(水)

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本厚木駅から乗った小田急線に揺られながらあいみょんさんの「今夜このまま」を聴いている。このナンバーは、昨年の10月〜12月の秋クールに日テレ系で水曜10時から放送していた『獣になれない私たち』というドラマの主題歌で、佐藤さんとハラハラしながら全話見きった。その内容は断腸の思いで残念ながら割愛するけれど、単純に共感する部分がとても多く、気づいたら手のひらがかたい拳になっていた。改めて社会人として一日一日を生きるようになると、大人を主な登場人物として置くドラマは、共感をうむ装置なんだと実感させられる。それが評判が良い、おもしろいと言われればそうであるほど。

視聴者は、語られるべき部分は語られずに想像を促され、語られないべきところは語られてしまい痛いところを突かれた気がする。ドラマと主題歌の関係は別に「絶対」でないにも関わらず(タイアップはともかく)、そうでない今作品は、どうしてこんなにも共鳴するのか、擦り寄っていくのか。それは「曲からドラマへ」なのか「ドラマが曲へ」なのかは僕が知るよしもない。でも想像するのはタダですよね。

夕方の取材にて、ビールとピザをいただいた。このタッグは、何にも代え難い(いや、密接不可分な?)幸福である。母と子。ダンサーと楽曲。餅屋と杵。あいみょんさんと「今夜このまま」。

これから同僚と飲むために表参道へとんぼ返り。まだ経堂。本当は下北沢で降りれば家まで10分なんだけどなぁ。