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犬はやってこなかった

 

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小さいころから何かに何かの跡がつくのが好きで、雪道に不必要なくらいの足跡を付けていた日々を思い出す。祖父母の家は俗にいう雪国の類なので、尋常でないくらいに雪は降り、雪は積もる。どっからやってくるのか不思議でたまらなかった。雨とはまた違うんだよなあ。雪は、この時期が一番ひどいだろうか、今でも雪かきをしてやれたらと思ってしまう。いつだったか長靴を履こうとして、その時雪が入ったり濡れたりしない様に祖母がズボンの裾をまくって長靴の口に詰め込んでくれた。その光景が鮮明に蘇ります。誰も見ていない庭で別に誰に見せるわけでもなく足跡で何とかサークルみたいなのをつくっていたら、どっかから猫が鳴いてやってきてその円の真ん中に座り込んだ。寒いだろうにと不思議に見守っていた。平気そうだった。その何とかサークルはあったかかったのだろうか。犬はやってこなかった。そういえばその庭では、夏ごろにタヌキだかイタチなんかも見かけて母といっしょになって驚いていたが祖父は無表情で小屋に入っていった。かつて祖父はお大工様で、現在の祖父母の家も祖父が現役の時に建てたのだ。また今は畑となっているが、曾祖母の部屋が別室で存在していたらしい。僕はそれを見たことが無い。そういった廊下でつないだ部屋を何というのか、手元にあった家庭科の資料集と国語の資料集をあさってみたけれど分からなかった。これだけのために母親に電話をするというのもなんかアレだし。そういや跡がつくというと、長時間、腕に時計を付けていたり靴下を履いたり、机に突っ伏して寝たりすると圧がかかっていた皮膚の箇所にくっきりぼんやり跡がつくじゃないですか。あれがたまらなく好きなんです。あれだけのために腕時計を付けてるところあります。この気持ち分かりますか?日焼けの跡とかは結構どうでもいいです。いろいろ書きたいことが沢山あるけれど、これくらいがちょうどいいリハビリになる。

 

あ。ひらめいたんですけど、その別室って「はなれ」であってます?でもその廊下が分からない。とりあえず寝殿造りのページをめくってますね