「僕」と「私」と「わたし」の記録

87パーセントはフィクションです

「つーーーーーーー」

救急車のサイレンが鳴る。そのサイレンがよく聞こえる。

私の住むところの大学病院は割とおっきいのでよく救急車が走ります。サイレンをわんわんとどろかせて、非日常的に一時停止する車の列に逼迫した雰囲気を流れる。ガラス越しに見える隊員の顔は少し穏やかで、「焦るな焦るな、、、」と言い聞かせているようすが目に浮かぶ。おそらく市民も、頻繁に通るそれを知っているためか、救急車のサイレンが聞こえるとみなキチンとスペースを空けます。合宿免許で習いました。実際、私も一度左端に寄りました。追い越される時、がんばれーって感じになる。頼む、頼む!!って。おもわず息を飲んでしまうのよね。

さて今日の帰り道、家まであと数分の大通りの交差点で右からサイレンが聞こえてきた。私の渡る横断歩道は青になる。止まる。反対側には小学生ぐらいの少女が水色の自転車にまたがってて急停止。つんのめってた。ちゃんと止まってよかった~、と胸をなで下ろす私。周りを見渡して「救急車よ、存分に通ってくれ!急げ!」とか思ってたら、横から車が「つーーーーー」って普通に走り出した。反対側からも一台だけ、「つーーーーー」って。。。。音もなく「つーーーーーー」って、よ。救急車もしかたなく十字路で停止。あの数秒が長く感じられた。安全が第一ですからね。もう、呆気にとられて5秒くらい静止していました。何食わぬ顔で運転する二台の車。

おじさんとおばさんよ。。。