何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

はいた

あなたは、少年期に吐いたことありますか?つまり言い換えると、あなたは、少年期に自発的な嘔吐を経験したことを記憶していますか?ということです。私の場合、大体自発的な嘔吐の経験を覚えているんですが、どうですかね。

そもそも、何かがきっかけで、直接的、物理的理由以外で、自発的な嘔吐を経験したことがありますか?私は、何かがきっかけもなく、自発的な嘔吐を経験したことはないはずですが、そういう可能性もあることを、辛うじて想像することができます。それは、どんな感じですか。何かきっかけがあっても、無くても、自発的に嘔吐する経験は辛いですよね。そう。きっと、辛いはずです。

「ハイタテキケイザイスイイキ」とか「ハイガイシュギ」とか聞くと、否応無しに思い出されてしまうんですけど、それについて書きますね。

それは、小学2年の時の事です。給食を運ぶ台車があって、それに何故か載らなかった(おそらく他のクラスの給食箱を載せてしまったから)給食箱を手で持って運ばなければならなくて、給食当番ではなかった自分が近くにいたというだけで先生に頼まれてしまったから、仕方なく、給食箱を載せた台車を押す友達を追いかけました。給食箱を運ぶためには(私の通った小学校は、市営の給食センターが併設されていた)昇降口の下駄箱前を通過しなければならなくて、その廊下の床が、窓ガラスから差し込む太陽の光で眩しいくらいに輝かしく照らされていてました。私の視線がタンドリーチキンのカケラが床に落ちているのを捉えて、その途端、何かグググッと込み上げて(それ以降はそういうことです)きたことを覚えています。これが私の、自発的に嘔吐して、さらには気絶した体験です。こういった体験が、少なくとも二回ほど、私の通った学校では起こったんです。一回めは自分、二回めは友達の女の子。確か、すごい騒ぎになりました。でも多分、そんな話を私やその女の子以外は覚えてもいないと思うんです。すみません、汚い話で