何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

よせあつめ

おきなわのうみ 
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歩いていたり、走っていたり、自転車に跨っているときだったり、絶えずいろんなことを考えてる。本を読んでいるときは、これを誰かに読んでもらいたいなとか、どうやったらもっといろんな人に知ってもらえるのかなとか。しまいには、こういった話題本っていつになったら古本屋に置かれるのかな、とか。本当にくだらないことばっかり考えている。

 

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特に「読んでいる」最中は自分の言葉で「何か」を表現したくなってしまう。ブログなんかもそう。悔しくなる。こんな表現あんのかよって。ちょっとポジティヴに言うと「おお、これは自分だったらどう表現できるかな」とか。でも「こんな表現思いつかねえよ」とかのほうが圧倒的に多いかな。怖いのはそれを独り言にするまでになってる。恐らく病気なんだろう。そんで、その産物がコレなわけだ。「言葉」にならなかったものたちが、ココにあつまる。独り言のよせあつめだね。


だから、レポートや感想文とかに、ココに書いていることをそっくり書いてしまうことはけっして許されないの。

 
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おもに「移動」している場面で、自分のなかでの「いいアイディア」が閃く。でもそれをわざわざメモに残したりしないし、記憶を後から辿ったりもあまりしない。再びそれが思い起こされるのをただ待って、それはけっこう無駄にされてきたところが多くあるんだと思う。今まで思ってきたことを、絶えず繰り返して書き、何かの「物体」として「形」として残してさえいれば、もっと有用な時間や形が生み出されたのかもしれない。これに限っては後悔してもしかたないのですぐに忘れよう。
 
 
と言いつつも、なんだかんだで記憶を辿ったりしてます。普通に思いめぐらしたりしてます。スミマセン。それでね、まるで作品を遺すような言い回しで勘弁だけども、これを書き始めたのは11月ごろ。でもなんかしっくりこなくて、表に出したくはなかった。

それと、この間みた、ある三人対話形式の番組のコーナーがおもしろくて、続きを書いてみようと思ったわけ。
 
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「飛行機はちょっと苦しいのでアレなんですけど~、新幹線ってすっごく(いい)アイディアが生まれますよね~。」

『告白』で有名な作家の湊かなえさんがそう言っていた。永作博美さんもうんうんとうなずいていた。もうひとりいた綺麗な有名デザイナー?アーティストのほうの名まえは忘れてしまった。
 
 
あの感覚はなんだろう。頭にも書いたけれど、移動中っていいよねって思うんだ。ただ、それだけなんだ。
 

 

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

 

 

 
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どうしてか、今すぐに書き起こすことができないってときに限って、なんらかのアイディアが生まれる。これはとても皮肉なことで、悲しくてつらいこと。でも、いちいちそれなりに優越感を齎してくれるので、いまだに僕はぬるま湯につかり続けている。それに、誰かに評価されたり願いを受けたりする枠組みを持っていないココだからこそ書けることがある。
これはけっこう重要なこと。
 
 
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済みません、ここでひとつ文句を。

人は、僕のことをよく知りもしないで「考えすぎだよ」って言葉を掛けてくる。それもやすやすと。でもその人は、僕の脳の内部を覗くことなんて出来ない。それに脳の内部を覗けたからといってそれが「考えすぎ」だとは判断できないじゃない。なにせ僕自身もそんなこと出来ないのだから、こればかりは「神のみぞ知る」なんだと思う。てか、そうなんだよ。そもそもオマエの言う「考えすぎ」って、なんなんだよって話だ。さあ説明してみろよ。そのうち、自分さえもその「考えすぎ」な人の一部分に当てはまるかもしれないよ、ってね。
あぁ済みません。
  

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考えすぎずに生きることが出来たならそれはたいそう幸せなことかもしれないけれど、考えすぎとか何が幸せかなんて判断できないこの世の中はさ、多様性が大事なんだよな。でも個性の意味は履き違えちゃいかんよ。いつの時代だってそうだろう、自分の生きている時代がどんなんなのかなんて分かんない、ちょっと経ってみて社会科の教科書に書かれるくらいじゃないとわからんもんだ。そうそう、小学生くらいで貰える卒業アルバムにもあるよね。あのころ起こった出来事、みたいな。とてつもなく悲しくなるのと同時にワクワクするんだよね、あれ。だから、音楽番組の~年代はこんな曲が流行した!っていうのけっこう好きなんですよ。ずっとそれやっててください。安っぽい文章でごめんなさい。ヒタスラ謝ってる。ごめんなさい。

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でもさ、それがさ...そういうことなんだよ。
 
 
 
 
最盛期を知らない世代なんです。かわいそうでしょ、とても。