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愛のコリーダ

雑談 日常

 

 

灯をともす言葉

灯をともす言葉

 

 

 

とと姉ちゃん』で鞠子とミズタさんが籍を入れた。今週いっぱいでは式を挙げるんだろう。鞠子よ、、、とてもかわいい。

 

 

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この頃、外でひとに会うことが多い。

適度に緩く冷房のかかった部屋がいくら心地よいとはいえ、私の普段の生活は出不精とはいえない。引きこもりの素質はあっても、才能はない。あくまでわたしはアウトドアの人間なのである。「私の普段の生活は」と書こうとしたとき、はじめ「私生活は」と書くか迷った。しかし「シセイカツ」とかいうと芸能人気取りで気に食わなかったので即座に書き直した。また「芸能人気取り」といえば、以前先輩に「あらいはブログ書いてるだけで芸能人気取りだよなあ」と茶化された。そんなことを言ったら「どれだけの人間が芸能人を気取れるのか」と大袈裟に首を傾げた。

 

 

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さて。外でひとに会うことについて、岸先生の「インタヴュ―を始めるときは海に潜るのと似ている」と照らし合わせてて書きたいと思ったのだが、あまりにも自分の力不足で、三十分程歩いてもうまい表現をみつけられない。

そんなうまく表現しようとするからダメなのだと言われそうだが、これだけは譲れない。下手に操ってはいけないのだ。そんな風にしてきのう初めてインタヴューを遂行した。友人に紹介いただいた女性はなかなかおもしろい人だった。「喫煙室で全身白いのがいたらそれわたしです」というメッセージを受け取り、エスカレータ―脇でおにぎり🍙をほおばっていたわたしは急いで飲み込んだ。

言うまでもなく緊張したがすぐに打ち解けた。

わたしたちは普段からジェンダーについて考えることはあってもそれは所詮、頭の中、紙の上、画面の前。実際に女性から「女性らしさって何ですかね~」と訊かれても「んんん~」と唸るだけであり、いざ問われてもわたしたちはステレオタイプの典型からはみ出すことが出来ない。

 

ある時、高校時代の後輩の女子と話す機会があって「結婚ってなに」と聞かれた。私にだって「結婚」をしていなくとも多少の「結婚観」がある。その流れを彼女に説明したところ「おかしい。はやすぎる」と撤回を求められた。

 

「そしたらあなたの結婚観は何なの」

と訊くと言葉に詰まらせた。ある意味では正常な反応だと思う。すこし前まで高校生、そしてもう少しさかのぼれば中学生だった彼女は現在大学三年生だけど、周囲から「恋愛=結婚」という問題を突き付けられるのだ。圧力ではなくとも話題に上がったりするだけでそう感じられるのが常なのだ。

それは「純粋に結婚を考えずに恋愛をしたい」という思想はいったん無視され、家系などの家柄やあいての仕事や立場、将来設計など人生観が問われるものを一挙に、考慮しはじめる必要がある。

 

結婚とは「人生で何番目に大事な出来事か」とカテゴライズされ、一方では「結婚は人生の墓場だ」とラベリングされる。あれだけの人口が「結婚」に対してあまりよくないイメージを抱き、なんらかの形で発信をし続ければ、それを享受するひとの晩婚化が進むのも分からなくない。

 

「女性であることが職場や家庭の築き方に影響する」という社会問題を何の変哲もない女子学生が語るとすれば下手にアドバイスなどできない。出来ることはただ頷いてあげるだけだ。いまの私たちが恋バナをする時「結婚」というとっつきにくい「大人らしい象徴」を遠くない存在として感じなければいけない。

 

しかしながら、あたかも誰もが手に入れることがむずかしい遠い存在とはいえ、ざっくりと言ってしまえば結婚とはわたしではない他者と一緒になるだけである。世間の目とかがあるのはこの歳にもなれば多少はわかるが、あまりにもみんなはタブー視しすぎているだけである。これはたとえわたしにいまそういった相手がいるからであろうが、そうでなくともそう考えてきた。変な話、逆っぽいことを言うと芸能人の結婚ほどどうでもいいことはない。

*1

 

おとついの夜、父と話した時「結婚」に関連して伝統とか文化とかしきたりについて考えさせられた。わたしの祖父祖母はお見合い結婚だったらしい。時代とかよくわからないけれどそれはそれで素敵だと思う。

「おまえの相手はそれについてどう思うんだ」と踏み込んだ質問をされて「そんな話まだできるわけない」と言ってやると「じいばあにも見せたいな」と返された。楽しみにしてくれる人がいるならもっと慎重にいかなければなと思った。そっとこのエントリに自戒の念を込める。

 

 

母に久しぶりに聞かせたら喜んでいた「Ai no Corrida」。コリーダってなんやねん


Ai No Corrida - QUINCY JONES '1981

*1:形はどうであれいろいろなことを省いて言うと。