何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

しゃしんたち

 

 

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 不意におとずれてみた連合いさんの生まれ故郷。そして、家。なんて、のどかなんだ。玄関をくぐった瞬間に香ったのは、300キロメートルほど離れた、わたしの祖父母の家屋の匂いだった。連合いさんのお母さんは元気だった。わたしたちが同じTシャツを着ていたことがツボにハマったらしく、持っていたガラパゴス携帯で写真に収めていた。

 

 

あれ(さっき撮られたやつ)が欲しいね、と車の中で彼女はぼやいた。

 

 

ちなみにわたしたちは、夫婦なんて大層なものではないけれど、「連合い」という響きを気に入って遣っている。呼びかたは「れんごうい」ではない。「つれあい」である。

 

 

 photoでもなければ photographyでもない。そして pictureとも言いがたい。タイトルはそんな意を汲み「しゃしんたち」と題した。

 一枚に、一枠に、一フレイムに収められるもの、物、者たちに息吹をあたえる。決して、擬人化するのではない。それぞれがそれぞれ別個の場所で生きていた証をしるしたい。

 

雨引観音というところに行ってきました。

 

 

茨城は

こんなにも美しい。

 

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紫陽花はこんなにも美しい

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 文化財は大切にしましょう。

ごみは持ち帰りましょう。

小学生の時に、習いましたね。

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 コイツは、紫陽花の花弁を嘴でつまんでは食べるのかと思いきや、吐き出してしまう曲者。なんなら、食べろよと思う。

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家の近くでよく遭遇するクロ。勝手にクロと命名している。ジロウ、でもありそう。

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 花弁はこんな形をしているんだって勉強になった

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 「束の間の休日」と言いたいが、授業がない平日はほとんどが空き時間。膨大な自由さゆえの不自由、そして不便。それでも、すこしだけ遠くにお出かけをした。すこし早かったけれど、紫陽花たちを眺めてきた。はたして、「就活」とは離れられなかったけれど。

 

 

 わたしは陸上競技をやっていて、今年で一区切りつける予定だった。というか、あくまで、いまでもその予定ではある。一年でストレートに決まることが正しいのか、正しくないのか。正しいか正しくないかを考える余地がないほどにレールはきっちりと決まっていなければいけないものなのか。

まあ、いろんな道があると思います。

 

 

 身体は最盛期、これからという「真っ盛り」の時機に「引退」なんて言葉自体、不謹慎とさえ感じる。でもこれは人ひとりの人生。親は言う。「人様に迷惑だけはかけないでいきろ。」そうか、自分の身体の限界に挑むことは「人様に迷惑をかける」可能性を孕んでいるのか。

 

 

 「なにを今まで結果も出せないでいて、いつまで続けるつもり?」という母のことばが時折つらい。

つらいに決まっているだろ。何度言わせるんだ?

きっと、言っている本人もつらいんでしょうが。

 

 

 

 アメリカ人の友達が言う、20代はいろんなことをやれよ、とはほんとうに深いなあと思う。 彼は、大学では人文社会系を専攻していた。卒業後モデルをこなしつつ仕事をしながら日本でハードル競技を続けていた。自身に対するたえまない向上心の更新によって、昨年度から冬の競技「ボブスレー」に転向。USAのナショナルチームで生きている。

 

 「日本に戻りたい(´;ω;`)」が口癖であり、その度に私は「帰ってきたらいろいろと楽しもう」と返す。「その前にこっちに遊びに来て」とは何度言われたことか。

 

 いくらでも泊めてくれるというので、近いうち遊びに行きたい。そう言ったことも踏まえ、生きる限界でやりくりしながら、海の向こうの大陸でフィールドワークにいそしむ...なんてことも夢であったり、なかったり。そこで得たこと、「しゃしんたち」をここで記したいなあとも思ったり思わなかったり。  

 

 

トマトだらけの直売所

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わたし

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トマト冷静パスタ

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