何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

タイトルは未定です

いろんなブログをハシゴして読んでいると、つくづくためになるなあ、と思わせられる。圧倒される。ホントみなさん、いろんなことを書いてらっしゃる。到底敵わないって圧倒感を抱くと同時に、これが、それが個性かと納得してしまう自分もいる。とにかく今日は、ひとつの何かに固執せず書き下ろしていくので、ちょっとした2015の総括と思ってキーボードを打つ手を進めていきたい。よろしくお願いします。

 

 

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毎度、僕がたくさん読ませていただいているこの方のブログの、このトピックがとても共感できたので、大変恐縮ですが引用させていただきます。堪忍です。

 

ezure-asahi.hatenablog.com

 

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ライフハック系の記事は本当に多く出回っている。どんな見方をしても、全部が全部同じものに見えてしまってならない。その筆者の成功体験は、筆者とって高い確率で再現性と連続性のある成功を齎したかもしれないけど、それが多くの人に恩恵がもたらされるとは限らない。それじゃあ、どうしてそんなものがたくさん出回るかなと思う。

 

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『しあわせに生きるために実践する10のこと。

1、たくさん寝ること  2、よく噛んで食事をすること』

・・・・んなこと知っとるわい!!!!

ってなることが多々ある。本当に、多々あって仕方ない。その次くらいの項目に、『友達とは必要最低限関わらない』とかあったらもう絶望である。そっと静かに、右上にあるばってんボタンをクリックする。そもそも、一人ひとり個人の、人生の指南書なんてネットに落ちているわけがない。断片的で有益な情報を、それを自分の手で、いくら集められるかに懸かっているわけである。

 

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ところで、僕には文才がない。例えば100伝えたいことがあったとしたら、どんなに頑張っても、編集を施したとしても、見直し確認をしたとしても、100にはならなそうだと確信をしている。すぐに脱線をするし、話がそれるし、何をやっても一貫性がないというか、しょうもない。とてもしょうもない。それでもふとした時、あら、いいこと書けたんちゃうのと思ってしまうと、なんとも情けない理由だけど、やめられないひとつのおおきな理由でもある。

 

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あんな作者の風に物書きができたなら、と妄想することもあるけど、それは単なる妄想で終わる。それでもやっぱり今年2015、僕にとって村上春樹は、いろんな意味で影響を与えた人物であるし、これからも何かの軸となって僕の中に生き続けていくんだと思う。...って、大げさなこと言ってしまってスミマセン。読んだ方に村上ファンがいましたらスミマセン。また逸れるけど、村上ファンと口にすると、自然に関ジャニの「村上信五」を思い浮かべてしまう。とてもどうでもいい話だけど。

 

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なかなか順調に逸れて行ったので、今日の調子もまあまあかなと思う。

 

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また今年、自分がどんな本を手に取ったかな、と振り返るとやはり社会(科)学系のものが多かった。それは、スポーツ社会学研究室に配属が決まったということもだけど、特に言えるのはその筆者それぞれの書き方に強い魅力を感じたってことがとても大きい。

 

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唐突だけど、岸政彦さんのsociologbook が本当にすき。きっかけは「断片的なものの社会学」を読んだことから。春に、ツイッターでひたすら「出版社」と「社会学者」と「書籍メーカー」と「小説家」をフォローしたことがあった。多くの人が「断片的なものの社会学」についてコメントをしたり紹介したりしていたのでとても興味が湧いた。

 

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僕が気になったのは、その人たちが何を更新するかというよりは、その人たちがどんなことを見ているのか、ということだった。ここで今さら紹介するつもりはないけれど、リツイートという機能はとても便利だ。その人が見た、良くも悪くも「おもしろい」と思った物事を万人が知ることができる。これは「先生や師とする人ばかりをみるのではなく、その人が見ているもの、または他者への振る舞い方を見よ」という僕の中で軸にしている言葉の、まさにそのデジタル版ということだ。

 

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そこから深く掘り下げていくと、やがてその人の価値観だったり、どちらの派や側の人間であるのかであったり辿りつく。そして、プロフィールには映り出されない、生々しい人間観やバックボーンが浮き彫りになってくる。その人自身の「人生の一部分」にまで遡り、二次的に間接的に触れることができる。それでも、もちろんドライでデジタルなネット世界なので、一定のバイアスがかかっている状態で、全てが全て一次的な情報ではない。それはキチンと、事前に弁えておかなければならないことでもある。

 

 

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