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ただの記録でしかない、

フィクションか何かだと思ってください、

育てられた

雑談

 僕は中学生の頃、あさのあつこの小説に育てられた。この人は、バッテリーを書いた著者で、よく知られていると思う。その頃僕は、まだ野球に没頭していた。まだ、野球が好きだったその頃、「晩夏のプレイボール」という淡い青色の表紙をした小説が出されて、僕はそれを誘い込まれるように買った。心が不安定な思春期を送る児童を主人公に当てるということは、既にあさのあつこの定番だった。そして、頻りと自分と照らし合わせていたことが懐かしく思える。

 

 夏の夜、はやく帰らなきゃいけないけれど、帰りたくない気持ちに駆られる。まだ自分にはこのグラウンドでやることがあるんだ、と少年が一歩ずつ一歩ずつ踏み出し始める。この一冊は、短編集になっていて、様々な少年が、様々な自身の問題と対峙し、解決しようと奮起する。もう一度言うけれど、その作家その小説に、僕の感性は育てられた。また、ハタチになった自分として、機会あればこの本を手に取ってみたい。
 
 
 花を写真に収める時、または見入る時、人は何を思うか。これらは本当に散るんだろうか、と思いながら僕は木々を見上げる。一見して、咲き誇る花々は、長く散らずに佇む様に思える。でも、散ってしまう。
 
 段々と気温は上がってきた。寒くても、切なくなるが、あたたかくなっても切なくなる。
 
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http://www.amazon.co.jp/晩夏のプレイボール-あさの-あつこ/dp/4620107174