何を書くか、何を書かないか。

70パーセントはフィクションだと思ってください。

日記って、ブログって

日記や日誌って人にひけらかすものじゃない。

でもブログは、少し人にひけらかすような要素は持っている。

 

ブログとな「ウェブログ」の略みたいで。

ウェブは、インターネット上に情報が示される仕組みで、ログっつうのは、履歴やら記録とかを残すこと、またはその記録自体のこと。

 

だから、一般ピーポーのブログとは、公に徒に公開された個人の情報みたいなものに捉えることが出来る。

 

なんで書くのかって問われるし、よくつっこまれたりもする。毎回毎回偉そうに書いてるのだから、自分には巧く答えなくてはいけない義務が少しある。でも、面倒くさいから、苦笑いで終わる。まぁ兎に角公開していることを、別に口コミで広めなくたっていい、頼んでもいないことだから。おもしろくはない。

なんで書くのかを考えながら、ダラダラとボーっとキーをパチポチしているわけで、自己満足の極みに思う。でもそれがおもしろい。時間の無駄でしょうがね(笑)

 

 

元より、文章の作成は運動の次に苦手。(いまも。)小学生の頃、「運動会」のかけっこ?徒競走?ではビリケツ、秋の(迷惑な)学校行事「持久走大会」でも小3までは63人中58位とかそんなところで、(運動なんてくそくらえ的な)運動嫌いもいいところだった。

 

そんなヤツがいま、必死に(?)体育・スポーツ・保健について学んでいて、しまいには「運動会・持久走」をもっと行いましょう!開きましょう!発展させていきましょう!だなんて言おうとしている。皮肉なもんだと思います(笑)

 

 

まぁそんなことは置いといて。作文はかけっこの次に嫌いだった。

「今日は作文ですっ(^O^)/」って時は、「はぁぁぁぁぁ」ってわざとせんせいに聴こえるように、大きなため息をついてやった。

飽きれずにそれを聞いて「にっこり(*^^)v」してくれていたせんせいは、さすが小学校の先生だなと今でも思う。

せんせい元気ですか?

僕は元気です。


ある日の遠足についての作文がどうしても字数が埋まらなくって、乗り継いだ駅名をすべて盛り込んでやって提出をした。それは居残りをして書いた。

小中高と過ごしてきて、ピンチはまた訪れた。T大学推薦入学試験の小論文だった。高校の陸上競技部の顧問に徹底的に指導をされた。目の前には重なった紙の山...添削され赤文字でびっしりとなっている原稿用紙に何度涙をのんだことか。

 

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僕は前々回、「習慣とは」というタイトルで文を書いた。本当はあの記事には、「皆さんはどんな陸上(自分の専門競技の)日誌をつけていますかっ?」ということを盛り込みたかった。でも丁度、推薦入学者の研修合宿と重なって、すっかり忘れてしまった。

 

どんなふうに書けば、日誌が自分にとって利益あるものになるかな?と考え巡らせながら毎度鉛筆を走らせている。

「書いていることに意味があるんだよ!」みたいな哲学チックなのか幼稚的なのかわからない考えは高校生で卒業をしたいもの…。毎回書き方が変化してる。

 


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中村計(kei nakamura)さんという、スポーツ記者を経て独立し、ノンフィクションをメーンに取りあげているライターさんがいる。その人が書いている「佐賀北の夏」がおもしろい。2007年の夏の甲子園で「甲子園史上最大の逆転劇」を繰り広げた佐賀北高校の全国制覇に迫ったドキュメンタリー。初めの19頁から、佐賀北を指揮した監督の日誌について、綴られている。以下、部分を引用。

 

「もし家が火事になったら持ち出すのは銀行手帳ではなく、この日誌」

「書かないと眠れなくなる」

「心掛けているのは、感情より、具体的にしたことを書くこと」

「生徒には『記憶の鎖』と説明し、読み出したら次から次へとその頃の記憶が蘇ってきて、一時間ぐらい夢中になって読み返す時がある」

「地区大会を優勝したその日の日誌にも、嬉しいや良かったという喜びを表現した言葉は一つもなく...」

 

と言う様に、監督は日誌に関する管理を徹底していたそうな。この本は自分にとってあまり大したものじゃない。いまも引っ張り出そうとしなきゃ、本棚の奥底に眠ってた。

でも、この引用した文章は、読んだ時からずっと脳裏に焼き付いてた。その監督にとっての日誌とは何か、この本を読むと分かる。高校生を日本一に導いた監督の日誌

 

人に「どんな日誌書いてますか?」って聞きにくい。でもすこし知りたい。どうすればいいか。何とも、こればかりは想像力だけではどうにもならないところがあると思う(笑)。

ライターという職業には興味がある。到底なれるとは思っていないけれども、興味がある。この人の書き方をみて学べるところは少しはあるかな。

 

 

どうせなので話題をもう一つ。先月、所属を許された研究室の「卒業・修士論文発表会」に参加した。修士論文発表の時に、○○先生が「論文に情熱は大事よ。でも情が高まり過ぎて、他力本願になっちゃいけない。」という風なことを言った。

確かに「高校生対象に運動の指導をする時であっても、ちっちゃい子供に教えるように言葉を選んで!」みたいなアドバイスをよく耳にする。

聞く側・見る側の力に頼ってはいけない。

(他力本願という言葉の定義には多少問題があるかもしれないけれど、ここでは、他人の力を借りて、他人任せというニュアンスでご勘弁を)

 

あくまで、分からない人にも優しく説明をして理解を得ていくスタンスでないと、どっかで躓くという。上手く説明できていないのだが、あの時はすごい納得をしたんだ。

比較対象に相応しいかどうか分からないけれども、この迷惑な「公開日記」や「うぇぶろぐ」にも同じことが言えたりするのかな。いちいち気を払って書きたいことを書いてって、いなければいけないのかな。どうなんでしょう?

 

 

陸上競技頑張ります。